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忘れてはイケナイ物語りオキナワ
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忘れてはイケナイ物語りオキナワ 2001年6月23日、野坂昭如 戦争童話集 沖縄篇「ウミガメと少年」(絵・黒田征太郎/講談社刊)が発売されました。"戦争童話集"としては30年ぶりの新作になります。この絵本の完成にたどり着くまでには、野坂昭如と黒田征太郎という二人の間にたくさんの悩みとたくさんの想いが行き交いました。
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ほんの少しだけ遠い昔、戦争がありました。 戦争は、幾億をもの人が生きている中で始まり、 幾億をもの人、ひとりひとりに さまざまな物語りを与えました。 思い出したくもない悲しい物語りも、 目を覆ってしまうような悲しい情景も。 でも、もう二度と戦争が起こらないように、 その"物語り"は語り継がれていきました。 なぜなら、“忘れてはイケナイ物語り”だから・・・。 忘れてはイケナイ物語りオキナワ
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忘れてはイケナイ物語りオキナワ そもそも野坂昭如原作の「戦争童話集」が『婦人公論』に連載されたのは、70年安保の翌年、1971年のこと。その頃の日本は「万博景気」に沸き、国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンが始まるなど、高度成長をもたらした豊かな時代を謳歌しつつ、「戦争」を遠い過去の記憶にしようとしていました。
その時、少しぬるま湯につかり始めた日本を、警告するかのように、この「戦争童話集」の連載が始まったのです。
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国内唯一の地上戦を体験した沖縄。
沖縄を語らなければ、 「戦争童話集」は終わらない。1999年夏、「戦争童話集」全12話の映像化を完了させた黒田征太郎は、映像化のために描き上げた膨大な原画の展覧会を、沖縄県宜野湾市にある佐喜真美術館で開催しました。第二次世界大戦において、国内で唯一の地上戦を体験した沖縄。現在も国内の在日米軍基地の75%が集中しています。ちょうどこの頃、沖縄ではサミット開催を間近に控え、マスコミの煽り立てる歓迎ムードが高まっていました。その一方で、沖縄県民の多くがサミットに浮かれ騒いでいるのかといえば、必ずしもそうではなく、サミット主会場の決定が普天間基地の県内移設とリンクしたものであることや、戒厳令に近い警備体制の下で生活を規制されるといったサミットの実態を、静かに見据えているようでした。黒田は、沖縄の地で出会う人々の表情に触れ、海の風に吹かれる中、戦争童話集に含まれていない「沖縄」の物語りを語り継がなければと、使命にも似た想いを抱きました。 「地上戦を知らない僕には書けない」と言っていた野坂昭如も、「日本政府が再び沖縄をステイツにしようとしている今、書ける書けないなどと言っていられない」と、黒田の想いを受けとめ、すぐさま「沖縄篇を作る会」を発足。沖縄へ何度も足を運ぶことから構想を練り始めました。

忘れてはイケナイ物語りオキナワ
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1994年、黒田征太郎はニューヨークの書店で「戦争童話集」を手に取り、何度も読み返すうちに、こう考えました。 「みんな『戦後』などと簡単に言うけれど、『戦後』なんて地球上に一度も訪れてないじゃないか」と。 そこで、「戦争」を遠い記憶にしてしまわないようにと、黒田の想いを熱く受けとめた人たちにより「戦争童話集」映像化プロジェクトが開始されました。全12話の原作は、5年間かけて数作づつ映像化され、毎年終戦記念日前後にNHK-BSにて放送されました。1999年にはビデオシリーズとしてもフェリッシモ出版より発売され、現在も多くの人たちにメッセージを送り続けています。 忘れてはイケナイ物語りオキナワ
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原作●野坂昭如 (『野坂昭如戦争童話集〜沖縄篇・ウミガメと少年』講談社刊)
音楽●喜納昌吉
製作・発売●株式会社ディーケイツー
企画●戦争童話集 忘れてはイケナイ物語り「沖縄篇をつくる会」
制作プロダクション●伝達社
総発売元●株式会社紀伊國屋書店
発売協力●株式会社ポルケ
エグゼクティブ・プロデューサー●長友啓典、永用万人
ライン・プロデューサー●礒田照太一、石黒美和

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監督●御法川修
撮影●芦澤明子/森下成一/Daniel Kang
制作担当●本藤雅浩
制作主任●本多徹至
ヘアメイク&スタイリスト●三浦啓子
沖縄コーディネーター●小場紀夫
写真●川井聡、Nigel Scott

●CAST
嶋田博子
梁民夫
知花昌助
比嘉勇僚
大城海斗
喜納宇龍波
チャンプルーズ
ナレーション●松田美由紀
 
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忘れてはイケナイ物語りオキナワ VHS/カラー/本編40分(『ウミガメと少年』20分)/コピーガード付き
定価●団体向:¥9,800(本体+税)、個人向¥4,800(本体+税)
ISBN 4-87766-355-X
DVD:¥4,800(本体+税)※今秋発売予定
全国の書店・レコード店でお求めになれます。
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撮影コメント:黒田さんの書かれた絵を少しずつ動かしてアニメーションをして下さったのはスタジオトウィンクルの撮影監督森下成一さんとそのスタッフでした。普通なら一ヶ月以上かかる作業を一週間もかけずに昼夜にわたる撮影で、クリアして下さいました。戦闘のシーンなどを動かしたり 、多重露光をしたりしてアナログ撮影の極みの技をみせて下さいました。必見ですよ。

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